冷蔵庫に入れて12時間。じっくり半日かけた分美味しくできる。自宅で美味しく作れるコールドブリューコーヒー(水出しコーヒー)の作り方とアイスドリンクに加えるシロップのつくり方をご紹介します。
アイスコーヒーの淹れ方の種類

アイスコーヒーの淹れ方には2つの種類があります。
- 急冷式アイスコーヒー
- コールドブリューコーヒー(水出しアイスコーヒー)
「急冷式アイスコーヒー」はその名のとおり、ドリップしたコーヒーを氷で急冷して作るアイスコーヒー。喫茶店とかに行くとメニューの中でめちゃくちゃ美味しそうな雰囲気を出している「アイスコーヒー」がこの作り方。海外では、Japanese-Style Iced Coffee として知られています。
濃いめにドリップされたコーヒーを氷で急冷して作ります。コンビニのアイスコーヒーも急冷式ですね。熱湯で抽出するため、コーヒーの味がダイレクトに感じられキレのあるコーヒーをいただけるのが特徴です。
「コールドブリューコーヒー」は「水出しアイスコーヒー」とも言われます。熱湯ではなく、お水にコーヒー豆を浸してじっくりと抽出することにより、熱湯で抽出する時と比べて苦味や雑味が抑えられ、角がなくおまろやかで飲みやすいコーヒーをつくることができます。
【コールドブリューを美味しく淹れられる】コーヒー豆の種類とコーヒー豆の粒度

コールドブリューコーヒーはお水でゆっくりと抽出して作りますが、ホットのドリップよりも水で抽出する方が酸味を感じやすいと言われていて、深煎りのコーヒ豆の方が酸味が感じにくく、コールドブリューコーヒーに適した豆としておすすめされていることが多いです。
とは言っても、普段から酸味のある浅煎りのコーヒーが好き!という場合には、浅煎りのコーヒー豆で使ってもいいと思いますし、深煎りのコーヒー豆を使うことで酸味が抑えられたスッキリまろやかなコーヒーをつくることができます。
その日の気分によってコーヒー豆を変えてみるのもいいですし、自宅で普段使っているコーヒー豆で気軽につくれるのがコールドブリューコーヒーのいいところだと思いますので、お好きなコーヒー豆で色々試してみてくださいね。
コーヒー豆の粒度については色々試して、中挽きで、ドリップしている時と変わらない粒度で作る方法に落ち着きました。少し細挽きにしない分、12時間から16時間じっくり抽出してまろやかですっきりとしたコールドブリューコーヒーのレジピをご紹介します。
【自宅で美味しく作れる】コールドブリューコーヒーの作り方

コールドブリューコーヒーの作り方はとても簡単です。
700mlのミネラルウォーターで作ると大体600ml(3〜4杯分)のコールドブリューコーヒーができます。
コーヒー豆はご自宅で挽けるようであればドリップ時と同じで、なければ、ドリップ用のコーヒ豆でOKです。 お水は浄水のお水かミネラルウォーターをコーヒー豆の12〜15倍のお水でつくっていきます。
ホットでドリップしたコーヒーを飲む時は浅煎りから深煎りまで幅広く飲みますが、浅煎りの豆はまだ安定してコールドブリューコーヒーを淹れられず、深煎り一択。コールドブリューにするときは深煎りのコーヒ豆でつくることが多いです。
【準備するもの】
- コーヒー豆:50g
- ミネラルウォーター:700ml
- ピッチャー
- お茶パック:3つ
【作り方】
- コーヒー豆を挽いて、お茶パックにセットします。
- ミネラルウォーターをピッチャーに入れて、コーヒーを入れたお茶パックを入れます
- 1〜2回ボトルを逆さまにして、コーヒー粉に水を浸した後、冷蔵庫で8時間〜12時間保存して完成!!
【美味しく作るポイント】
コーヒー豆を詰めすぎず分けて入れます

一般的な大きさのお茶パック(約9.5cm × 約7cm)でマックス20gが最大量だと思います。これ以上入れるとコーヒー粉が十分水に浸らず美味しく抽出できませんので小分けにしてコーヒー粉を入れることをおすすめします。
今回使っているHARIOコーヒーフィルターボトルにはフィルターがついているので、お茶パックを使わなくてもそのままダイレクトにフィルターにセットでき、抽出後はフィルター部分を取り外し保存します。
お茶パックを使うと、お茶パックだけを取り出しやすく、洗いやすいのでお茶パックを使っています。
抽出後は、コーヒー粉は取り出しておきます
抽出したコールドブリューコーヒーは冷蔵庫で数日保存できますが、コーヒー粉はつけっぱなしだとエグ味が出てきてしまうので、抽出完了したらコーヒー粉は取り出しておきます。
【TIMEMORE/タイムモア TIMEMORE SLIM Plus】おすすめコーヒーミルの記事
アイスドリンクに入れるシロップの作り方
シュガーシロップは小さいポーションで販売もされていますが、ご自宅で簡単に作ることができます。
お砂糖とお水を1:1でレンチンするだけで簡単に作ることができます。
レンジで簡単シュガーシロップ
- きび砂糖:小さじ2
- お水:小さじ2
レンジに10秒くらいかけて、かき混ぜるとシュガーシロップの出来上がり。砂糖が溶けてなくてもかき混ぜればきれいに溶けますのでぜひ作ってみてくださいね。
【フレーバーコーヒー】柑橘系のフルーツシロップはコーヒーとの相性抜群

柑橘系のフルーツを使ったフルーツシロップは、コーヒーとの相性がいいのでおすすめです。フレーバーコーヒーだけでなく、レモンスカッシュやレモネードとしても使え、夏には大活躍します。フルーツシロップは30分もあれば簡単に作れるのでぜひためしてみてくださいね。
コールドブリューコーヒーとレモンシロップの組み合わせでさらにさっぱり
コールドブリューコーヒーに少しだけレモンシロップを入れるとさらにさっぱりいただけます。
美味しくするポイントは、レモンシロップを小さじ1程度の少量にしておくことです。
ほんのりレモンの香りがしておすすめ。レモン果肉もほんの少しだけ入れてマドラーで潰しながらいただきます。
- コールドブリューコーヒー:200ml
- レモンシロップ:小さじ1
- レモン果肉:シロップ漬けしたレモン果肉をお好きなだけ
コールドブリューコーヒーはまろやかで飲みやすく、ある程度まとめて作っておくことができます。ぜひ色々なコーヒー豆で試してみてくださいね。
さらにまろやかなコーヒーを飲みたい時は氷出しコーヒーがおすすめです。
氷で1滴1滴じっくり抽出していきます。
ミルクで作るとスイーツに。ミルクブリューコーヒー
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